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2020年07月29日

動物愛護法の今後その1

【まじめな話】

前回の改正の時(マイクロチップなど)も
思うことはありましたが
「こちらが頑張ればなんとかなる」
「お金がかかるだけであとは何とかなるから動物のためなら従おう」
と、動物愛護法を見守ってきました。



しかし。

『繁殖業者では従業員1人当たりの繁殖犬の飼育数は15匹、猫は25匹までとし、販売業者は1人当たり犬20匹、猫30匹を上限とする』

と、7/10にネットニュースでこの文章を見ました

マヨ店長
「そうかー。うちは半分以上が引退犬やハンデ犬だけど純粋な現役の"繁殖犬"が15匹ならなんとかやっていける」

と、思っていました




そして昨日、あることを知ります。

--飼育可能なのは飼育している生体全てを含めての15匹--



えっ!?

は!??!?!??!?!??!

引退犬やハンデ犬(以下引退犬と表記)を含めての15匹????


ちょっとまってよ。

それじゃ、引退犬を「現在の法律」に従って終生飼育している

ちゃんとした人たちはどうなるの。




いろいろ聞くと。

この法律が決まってしまうと

「より悪徳なブリーダー」だけが生き残る法律に

改正されちゃうんじゃないの。

動物愛護法の今後その1


だってさ、真面目にちゃんと

①6歳までで引退させてる
②法律に従って終生飼育している


そのブリーダーばどうしろっていうの。

犬の寿命は延びてる。引退してから半分は余生があるんだ。

里親さんに出せるワンコはまだいい。

誰にでも人懐っこく対応できる子たちのことだ。

でも、ハンで犬は?

マヨ店長にしか慣れていないビビリの子は?


そして、今まで一緒に頑張ってきてたワンコたちを

信頼して託せる里親さんもそうはいない。

まったく知らない人には渡せないし、

「安心してまかせて」と、言われ団体にお願いしたとしても

このご時世、団体だって虐待のニュースは珍しくない。



先週、こんな電話があった。

男性から引退犬を飼いたいとの内容だった。

ドイリーを本当に良い里親さんに出したばかりのマヨ店長は

「まったく知らない人でも、ちゃんとした信頼関係を築けて、話をしてみてOKなら考えよう」

そう、思いました。

そのままのとおり、男性に伝えました。

「譲るかどうかは私とお客様の信頼になってきます」と。


男性はいまから見に行きたいと言った。

閉店時間は17時なのにすでに16時半だった。


里親さん譲れるかもってワンコもシャンプーしてから

会ってもらいたいし、どんな性格なのか説明したい。

また先方の家族構成や環境も伺いたかったので

そのことを伝えると。。。

「知り合いにブリーダーがいて汚いのは分かっているし気にしないから今、見に行きたい」






。。。。。。。


いやいや、それじゃワタシが嫌なんです。

そして、避妊オペの実質経費負担はお客気様になります

と、お話しをすると

そうですかと、やりとりが終わった。



一緒に頑張ってきた子に私の納得できる里親さんを見つけるって

本当に大変。



ちゃんとしたブリーダーは

そうやって色々ひとりひとりの余生を

考えまくってる。




日本はちゃんした国。

だから、もし頭数制限が15匹と法律で決まっても

引退犬の行く方向や、対応を「犬のため」に考えるんだろうと思ってた。



A「15匹以上の犬猫はどうするんですか?」

B「殺処分です」


これはネット上のどこを探しても

今は削除されて出てこない問題発言だ。



はっ!?
え!??!?!??!

これは「動物愛護法」なんじゃないの。

殺処分をゼロにする法律なんじゃないの。

現役でバリバリ産める犬だけを世話して

6歳超えて産めなくなった犬は殺処分しろってことなの。



②へつづく

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Posted by マヨ店長*** at 14:31